L-590A その後


とりあえず、S805がまだダンボール設置ですが、
L-590Aはフル稼働しています。
(ひろちゃん、別に急かしている訳じゃないよ(^^;;)

先日の日記では女性ボーカルのことを書きましたが、
このアンプって意外とJAZZなんかも良さ気です。
A級アンプのイメージって繊細でデリケートな音って感じがあったのですが、
結構力強い音が出ています。
ボーカルも以前のシステムに比べると力強くなっていますので、
これが、今まで高域が出すぎてうるさい感じのしたCDが
丁度良い感じで聴けるようになっているみたいです。
ただ、今まで哀愁を帯びたメロディーが好きだった曲なども
なんとなく明るい感じが出てきてそこがちょっとNGかな?
(私その手の曲が大好きなので)
全てがそういう訳じゃないですけどね。
柴田淳などはなんとなく儚い感じのする声が好きなのですが、
L-590Aでは割りと元気よく歌っています(^^;;



それはそうと、
このアンプいろいろ機能があってなかなか困ってしまいます。
この間はどうもソフトによって音が定位しないことがあって、
いろいろ悩んでいつもはスピーカーを少し内振りにしているのですが、
正面に向けたら音が定位したりしました。
おかしいなぁ?とか思いつつ、これはアンプの特性かと思っていたのですが、
なんとバランスケーブルの位相切り替えボタンなるものがありまして、
それが2番HOTになっていました。
私のDACは元々2番HOTなのですが、特注で2番から3番HOTになるように、
クロスしたケーブルを使っていますので、
L590Aは3番HOTとして受けないとダメなんです。
それが2番HOTの設定になっていました。
私は詳しくないのでバランス接続の特性がよく分かっていなかったのですが、
それが合わないと今回のような現象になることがあるのかなぁ?
と思った次第です。
その後このボタンを3番HOTにしたら今までのような感じに戻りましたので、
きっとそうに違いないと思っています(^^;;


あとこのアンププリメインですが、完全にセパレート化されていて、
ピンケーブルでプリアウトとパワーインが繋がれています。


私の場合AVアンプメイン用のパワーとしても使いますので、
AVアンプの場合はこのパワーインを差し替えて使っています。
(流石にこれは使いづらいので良質なラインセレクターを購入する予定です)
で、標準でついているケーブルを手持ちのケーブルに換えてみましたが、
やはり当然ながらケーブルによってかなり変わりますね。


やはり銀線を使うとボーカルがすっと伸びて綺麗な高音になりますが、
どうも中域のエネルギーが足りなくなってしまう感じです。
上で書いた柴田淳の儚い声を再現するにはこの手のケーブルが良いですね。
解像度はやはり高いです。
ボーカルの息遣いなどもバッチリですが、色気が足りません。
(オーグラインなどにすれば良いかも)

普通の銅のケーブルにするとやはり厚みのある音が出ますが、
高域の解像度はちょっと落ちます。
今は聴き疲れしなくて元気の良い銅線を使っています。
銅線と言っても千差万別なので今後もいろいろ試してみたいと思います。

とにかく、今はエージング中なのでガンガン使って行きたいですね。


ではでは〜